ライティングスキルを向上させる良書10選

文章力、ライティング技術を磨きたいと思ったら、まずは書き方を調べます。現在、Web 上ではコピーライターからプロブロガーまで、様々な方が自分の文章ノウハウを公開されています。それらの記事を読み、実践するだけでもライティングスキルはある程度上げることができます。

しかし、web 上にある記事はどうしても分量が少ないのが弱点。いわゆる「ダイジェスト版」であり、細かい事例や詳しく知りたいポイントなどは省かれているケースが多いのです。しっかりとした文章力を身につけたいのなら、やはり本を参考にするのが一番。

とはいえ、ライティングに関する本はそれこそ数百、数千冊とあり、片っ端から読んでいてはいくら時間があっても足りません。そこで、今回は「ライティングスキルを向上させる良書10選」をご紹介しましょう!

ライティングスキルって、具体的に何のこと?

紙と万年筆とインク

本の紹介の前に、まず「ライティングスキル」とは何のことかについて、少しお話ししましょう。というのも、「ライティングスキル」を「コピーライティングのスキル」と勘違いしている人が多く、コピーライティングだけを学んだ結果、逆に文章がおかしくなってしまうケースがあるのです。

私たちが文章を書く場面は多種多様。ブログやfacebook などの「自分の様子や知っていることを人に見せる」文章、アフィリエイト、セールスレターなどの「宣伝文」、上司や取引先に送る「ビジネスメール」、LINE や個人メールでの「プライベートな文章」…どれも文章ですが、全く違う書き方になりますよね。

どの文章を書くにしても、根本の法則は一緒です。しかし、この「根本の法則」を知らずにテクニックを学んでしまうと、砂の上にお城を建てるような不安定な文章になってしまいます。テクニックは「基本的な文章の書き方」を身につけてこそ、役に立つのです。

ライティングスキルとは「気の効いた文章を書く力」ではありません。「伝えたいことを、誰にでも分かりやすく、簡単に、ムダなく伝える力」のことです。この力が身について初めて、コピーライティングテクニックの出番がくるのです。

今回の記事でも、紹介する本は「基本的な文章の書き方」についての本を最初に、コピーライティングやweb コンテンツなどの目的別の文章の書き方についての本は後半に紹介しています。ぜひ、自分の現在のレベルに合わせて選んでみてください。

ライティングスキルは「読むだけ」では上がらない

タイプライター

もうひとつ大切なことがあります。それは「ライティングスキルは読むだけでは上がらない」ということ。ライティングスキルはスポーツの技術ととてもよく似ています。つまり「正しい知識・方法を学び、たくさん練習する」ことで身につくのです。

イチローのスイングの方法を知ったからって、その日からヒットが打てるわけではありませんよね? それと同じことです。本を読んで知識を得たら、後はひたすら実践です。自信がないならば、誰にも見られないように非公開ブログや自分のノートに書いて練習をしてみましょう。

誰でも最初はうまくいかないもの。あなたのライティングスキルは、読んだことを実践した回数に比例して上がるのです。

発表! ライティングスキルを向上させる良書10選

それでは、いよいよ「ライティングスキルを向上させる良書10選」を発表しましょう! ランキング形式ではなく、基本的な文章力を高めるものやweb コンテンツ作りの本、コピーライティングの本などバランスよく選びましたので、気になった本、今自分に必要な本を読んでみてください。

1. だから、読み手に伝わらない!(もう失敗しない文章コミュニケーションの技術)/山口 拓朗

ライターであり、ライティングスクールで文章術を教えている講師でもある山口拓朗さんの本です。サブタイトルの通り、文章を使ったコミュニケーションの基本について語られています。特にメール関係、ビジネスメールでの文章の書き方が豊富。OK・NG 例や使える言い回しについて、具体例をふんだんに取り入れて書かれています。

「そもそも、文章が書けなくて困っている」「取引先とのメールのやり取りでよく失敗する」「SNS で誤解が広まってしまった」など、日常的な文章のやり取りが気になる方におすすめです。

この本を読む:だから、読み手に伝わらない!(もう失敗しない文章コミュニケーションの技術)

2. 伝わる文章が早く・思い通りに書ける87の法則/山口 拓朗

1と同じ、山口拓朗さんによる本です。1よりも一歩進み、企画書や報告書などの文章、ブログ記事などに使える基本的なライティング技術について書かれています。速く書くためのテンプレートなどもありますので、サラリーマンとして普段からビジネス文書を書いている人におすすめです。

また、やってしまいがちな文法上のミスなどについても触れられていますので、改めて文章の基本をおさらいしたい人にもピッタリ。1冊目と合わせて購入し、実践すれば基本的な文章力を身につけることが可能です。

この本を読む:伝わる文章が早く・思い通りに書ける87の法則

3. 伝え方が9割/佐々木 圭一

コピーライターである佐々木圭一さんによる「伝え方の基本」の本です。続編と合わせて112万部(※ 記事投稿時)を超える大ベストセラーなので、知っている方もいるかもしれません。字が大きく、非常にテンポがよい本なので、空き時間にサクサクと読めます。読みやすいのに、書いてある内容はどれも実践的。

どんな表現、言い方が伝わるのかという基本的な考え方に加え、「ノーをイエスに変える技術」「強い言葉を作る5つの技術」など、分かりやすくてすぐに使えるテクニックもたっぷり詰まっています。「とにかく、今すぐ文章力を上げたい!」「明日送るメールですぐに使いたい!」という人におすすめです。

この本を読む:伝え方が9割

4. 20歳の自分に受けさせたい文章講義/古賀 史健

大ベストセラー「嫌われる勇気」の著者の一人である古賀史健さんによる、ライティングの本です。2014年のビジネス書大賞の審査員特別賞を受賞した本でもあります。「文章講義」とついているとおり、まるで授業を受けているような気持ちでライティングについて学ぶことができます。

文章のリズムのつけ方、読まれる文章の構成法、読者をひきつける方法、そして書き上げた文章をブラッシュアップする方法という、文章力をつけるために必要な考え方をトータルで身につけることができます。文章に関わる仕事がしたい、情報発信を続けていきたい、いつかは本を書きたい人などにおすすめです。

この本を読む:20歳の自分に受けさせたい文章講義

5. 伝わる・揺さぶる!文章を書く/山田ズーニー

「ほぼ日刊イトイ新聞」の連載でおなじみ、山田ズーニーさんによる本です。「心を揺さぶる文章」を書く技術が分かりやすく、段階を踏む形で公開されています。

特にポイントなのが前半の「書く前の準備」に当たる部分。実に本文の半分以上が「読まれる文章を書くために必要な、自分自身と周りの掘り下げや考え方・意見の整理方法」について書かれています。

これは特に文章でセルフブランディングをしたい、ブログに読者を集めたい人にとって必須の考え方。骨太で読み応えのある文章が書けるようになる、一読の価値がある本です。

この本を読む:伝わる・揺さぶる!文章を書く

6. 「ひと言」力。サッと書いて、グッとくる99の方法/中谷彰宏

ビジネス書から恋愛エッセイ、小説まで、多岐に渡るロングセラー・ベストセラーを書いている中谷彰宏さんの本です。ご自身がたくさんの文章を書いてきた中で見出したライティングテクニックがなんと99個も掲載されています。

ひとつひとつのテクニックはすぐ取り入れられますし、書き方がサラリとしていて非常に読みやすく、スキマ時間や書き終わった後の一息に読むのにピッタリ。ちょっとした言い回しの妙や表に出す前の心構えなど、内容も多岐に渡ります。

ビジネス文章というよりは個人のブログや情報発信、プライベートメール向けの内容。いつでも手元において、サッと確認したい本です。

この本を読む:「ひと言」力。サッと書いて、グッとくる99の方法

7. 沈黙のWeb ライティング-Web マーケッター ボーンの激闘-/松尾 茂起

Webプロデューサーとして活躍するだけでなく、マーケッターとしても大活躍中の松尾茂起さんによるライティングの本です。アフィリエイターや情報起業家の方にとっては「SEO テンプレート『賢威』の開発会社の代表」という方が分かりやすいかもしれません。

とある旅館の再生物語を通して、読まれる・愛されるweb コンテンツの作り方を解説するという非常におもしろい試みの本です。オウンドメディアを作る際の心構え、成功例、失敗例などが魅力的なキャラクターを通して語られていきます。

マンガに近いスタイルになっており、本そのものは非常に厚いのですが、スルスルと読めてしっかりとした知識が頭に入ります。オウンドメディアを作りたい人、読まれるコンテンツを作りたい人は必読の書です。

この本を読む:沈黙のWeb ライティング-Web マーケッター ボーンの激闘-

8. 人を操る禁断の文章術/メンタリストDaiGo

TV にメディアに大活躍中のメンタリストDaiGo さんによる文章術の本です。心理学の視点から人をひきつける文章テクニック、考え方について語られています。どちらかというとコピーライティングよりの内容なので、コピーライティングを学びたい人の入門書としてもおすすめ。

DaiGo さんのいつものキャラクターそのままの語り口調で展開されており、非常に読みやすいのもポイント。使いやすい心理テクニックが紹介されているので、セールスレターを書きたい人、アフィリエイトの文章をより魅力的にしたい人におすすめです。

この本を読む:人を操る禁断の文章術

9. 広告コピーってこう書くんだ!読本/谷山 雅計

日本を代表するコピーライターの一人、谷山雅計さんによるコピーライティングの本です。ネットビジネスでおなじみ、DRM (ダイレクト・レスポンス・マーケティング)とは異なる、何万人、何百万人の心を掴むための大衆向けコピーを書いてきた谷山さんのコピーに対する本音がこれでもか! と明かされています。

人の心に届けるために必要な「言葉に対する考え方、掘り下げ方」について、実際のプレゼン資料や事例を交えてじっくりと語られており、本気でコピーライターになりたい人は絶対に読むべき一冊。

ひと言ひと言に対する真摯さが段違いのため、読んだ後は思わず背筋が伸びるかもしれません。コピーライター希望でなくても、何らかの形でコピーを書く可能性がある人には一読してほしい本です。

この本を読む:広告コピーってこう書くんだ!読本

10. 「売る」コピー39の型/有田 憲史

一流企業のコピーのほか、ダイレクトレスポンスマーケティングも手がけている有名コピーライター、有田憲史さんのコピーライティング技術書です。この本は完全にコピーライティングに特化しており、某医薬品やサービスなどの具体的なコピーの作り方を元に「売れるコピーの型」が解説されています。

「39の型」の名のとおり、すぐに取り入れられる型の実例が満載。それだけでなく、型を使う際の注意点ややってしまいがちなミス、初心者が陥りがちな書き方の落とし穴についても語られており、実用性抜群。様々な商品のコピーを考える際にいつでも参照できるようにしておきたい本です。

この本を読む:「売る」コピー39の型

まとめ

いかがでしたか? 今回紹介した10冊はどれも「文章を書きたい」人にとって必読と言える本です。いきなり10冊まとめて買うのは難しくても、何かの折に必ず一度は目を通してほしい良書です。まずは「自分が書きたい文章が何か」を見極め、それに近い本を選んで読んでみてください。

そして、繰り返しになりますが読んだら必ず書いてみること、これが大切です。文章力はインプットとアウトプットを合わせたときに伸びるもの。ぜひ、読んで学んだことをすぐに活かし、魅力的な文章を書いてください。

この記事を書いた人 NBSプロフェッショナルチーム

「NBSプロフェッショナルチーム」とは畑岡宏光監修のネットビジネス精鋭チームです。ありとあらゆるジャンルのネットビジネスのプロから最新の情報を仕入れ、実践し、結果が出たものだけを厳選して、初心者から上級者まで分かりやすく丁寧にあなたにお届けし続けていきます!

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1971年12月20日、兵庫県神戸市生まれ。
有限会社自由人代表取締役。日本初の情報起業家。
とある政治家のネット戦略のコンサルタント。
伝説のネット起業家養成塾、畑岡塾・塾長。

ビジネスの本質をはずさないことを信条としており転売・アフィリエイト・情報販売・投資、全てにおいて大成功を修める、まさに日本におけるミリオネアメーカー。

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